再生医療

再生医療が切り拓く未来
~当クリニックにおける幹細胞治療のご案内~


リブラささしまメディカルクリニックでは、
厚生労働省より「幹細胞治療」の実施許可を得て、皆さまにご提供できる体制を整えました。
「再生医療とは何か?」を、具体的な治療方法と共にお伝えし、
当クリニックにおける幹細胞治療についてご案内致します。
再生医療と幹細胞

再生医療の中心的役割を担っているのが「幹細胞」です。
幹細胞は、私たちの体のあらゆる細胞を生み出す元となる細胞です。
幹細胞には2つの能力があり、1つは、全く同じ細胞を作り出す自己再生能力、もう1つは、様々な細胞へ分化する能力、 これにより病気やケガで組織がダメージを受けても幹細胞が新しい細胞を生み出し、その組織は再生すると考えられています。

再生医療の審査にクリアした医療機関

幹細胞を用いる再生医療は、「特定認定再生医療等委員会」でその治療の妥当性・安全性・医師体制・細胞加工管理体制が厳格に審査されます。
その中で適切と認められた医療機関のみが、厚生労働省に治療計画を提出することができ、治療の実施が許可されます。
このたびリブラささしまメディカルクリニックは厚生労働省に第二種再生医療等提供計画を提出し、2020年4月27日に計画番号を取得。
当クリニックにおける幹細胞治療の実施が許可されました。

  • 計画番号(脊髄損傷:PB4200009)
  • 計画番号(慢性疼痛:PB4200010)

当クリニックでは、皮下脂肪の脂肪幹細胞を治療に使用

幹細胞の中で実用化が最も進んでいるのが、体性幹細胞です。
人工的に作られたiPS細胞と異なり、体性幹細胞は私たちの体の中で絶えず働いている細胞です。
体性幹細胞の中で最も注目している細胞が、脂肪幹細胞です。
脂肪幹細胞の主な働きには、創傷治癒・免疫調節・新生血管形成などが挙げられ、 すでに糖尿病・脳梗塞・慢性疼痛・アトピー性疾患・アルツハイマー病など、様々な病気に対する治療への適用が試みられており、脂肪幹細胞は、様々な疾患治療への応用が期待されています。

【幹細胞治療の対象となる疾患例】

  • 代謝性疾患:糖尿病、腎機能障害
  • 脳・神経疾患:脳卒中後遺症(脳出血、脳梗塞)、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、脊髄損傷
  • 神経変性疾患:パーキンソン病、ALS、アルツハイマー病
  • 呼吸器疾患:気管支喘息
  • 免疫疾患:アトピー性皮膚炎
  • 運動系:腰痛症
  • その他:更年期障害、歯周病、自己免疫疾患

当クリニックの治療方法

脂肪幹細胞は組織の損傷部位に集まり、その組織を修復する性質も持っています。
当クリニックでは、この性質をより効果的・効率的に活用するため、より多くの損傷部位への到達が期待できる静脈からの点滴治療を行います。

当クリニックにおける幹細胞治療

1)慢性疼痛(とうつう)の緩和

痛みの原因がなくなった後にも長時間続く痛みを「慢性疼痛」と呼びます。
慢性疼痛の原因には、炎症や怪我による痛み(傷害受容性疼痛)と体性神経の損傷や疾患によって引き起こされる痛み(神経傷害性疼痛)があります。
脂肪幹細胞が体内の傷ついた場所に集まり炎症を抑え、傷ついた組織の修復する性質を利用して、痛みの原因となる慢性炎症を抑え、末梢神経の障害部位を修復することにより、疼痛を緩和させる効果が期待できます。

2)脊髄損傷の症状改善

脊髄損傷は、交通事故やスポーツ中の不慮の事故などにより脊髄に損傷を受け、運動や感覚機能に障害をきたす疾患です。
脊髄損傷は、損傷を受けた部位や程度により体に麻痺などの後遺症が残り、症状が重いと寝たきりになるなど社会生活に大きな影響を及ぼす場合があります。
残念ながら、脊髄損傷の後遺症に有効な治療方法はないのが現状です。
幹細胞治療で、幹細胞がもつ創傷治癒能力や抗炎症因子の働きにより、症状の改善が期待できると考えています。

3)その他に期待される効果

その他に期待される幹細胞治療の効果には、「よく眠れるようになった」「疲れにくくなった」「肌のハリが良くなった」というアンチエイジング効果が報告されています。
いずれも幹細胞の創傷治癒能力や抗炎症因子の働きによるものと考えられます。

幹細胞治療の副作用

幹細胞治療は自己の細胞を用いた治療のため、副作用の心配はほとんどありません。
副作用の可能性として、注射部位の痛み、注射部位の感染、頭痛が報告されていますが、いずれも軽微で自然に改善しています。
入院治療や後遺症が残るような副作用の報告はありません。

幹細胞治療の流れ
当クリニックでは下記の流れで治療を行います。

1)医師による問診

診察で幹細胞治療を希望される方の状態を把握し、治療を受けるにふさわしいかを確認します。
確認後、具体的な治療の流れや内容をご説明し、同意いただけましたら後日同意書を提出していただき、治療開始となります。

2)細胞採取

局所麻酔を行い、下腹部から5〜10mgの脂肪組織を採取します。

3)細胞培養

厚生労働省より許可を受けた細胞培養センターで、採取した脂肪組織を治療に必要な特定細胞加工物に製造します。

4)特定細胞加工の投与

静脈点滴により、特定細胞加工物を投与します。

静脈点滴の理由
脂肪幹細胞は組織の損傷部位に集まり、その組織を修復する性質があります。
静脈点滴には、その特徴をより効果的・効率的に発揮させ、より多くの損傷部位への到達が期待できます。

5)経過観察

特定細胞加工物を投与した日から定期的に診察を行います。
通院が困難な場合は、医師の判断により遠隔診察を行います。
お問合せ、ご相談

当クリニックでの幹細胞治療に関するお問合せ・ご相談は、与那覇・三宅までお気軽にお寄せください。
個別にご案内いたします。