糖尿病・内分泌内科
対象疾患:糖尿病(1型、2型)、内分泌(尿崩症、下垂体機能低下症、下垂体腫瘍、バセドウ病、橋本病、副腎腫瘍、アルドステロン症、クッシング症候群、加齢性腺機能低下症、電解質異常など)・脂質異常症・骨粗鬆症・肥満症。
近年の治療法の進歩により日本人糖尿病患者全体の血糖コントロールは改善傾向にあり、三大合併症(神経・眼・腎臓)の予防は以前より容易になってきています。しかし、いまだに平均寿命は一般人口と比べ約10年短くなっており、その主たる死因は癌と脳卒中・心筋梗塞です。当院では糖尿病患者さんの健康寿命を延ばすため、循環器内科やドックと連携し、疾病の早期発見・治療を目指します。また、下垂体・甲状腺・副甲状腺・副腎・性腺などの内分泌疾患に対しては、豊富な経験に基づき、負荷試験を含む血液・尿検査とCT・エコーなどの画像診断で、正確な診断と治療に努めます。
泌尿器科
尿管・膀胱・尿道など、尿の産出から排出に関連する臓器に何らかしらの不具合がある方、精巣・精巣上体・精管・陰嚢・前立腺・精嚢・陰茎など男性生殖器に関係する疾患、女性の骨盤臓器脱などを対象に診療します。また、前立腺がんの診断も行っています。前立腺がんは一般的に進行が遅く、初期であれば十分に根治可能です。早期発見のためには、前立腺特異マーカー(PSA)検査が有効です。50歳以上の方でPSA検査を受けていない方は、簡便な検査ですので受けられることをおすすめします。
CTスキャン
CT検査はエックス線を使用して身体の断面を撮像する検査であり、体内の様々な病変・腫瘍を発見することが可能です。胸部(心臓、肺など)や腹部(肝臓、腎臓など)領域での描出能は特に優れています。CT検査に使用する造撮剤は腎臓に負担をかけるため、造影剤の使用量をより少なくした検査を心掛けており、腎臓の負担を軽くすることで、より安全な検査での病気の早期発見・早期治療に努めてまいります。