CT検査
大腸CT検査
大腸がんによる死亡者数は年々増加しています。早期発見により、死亡者数は減少します。下記の方は、特にこの大腸CT検査をおすすめします。
①便潜血陽性の方
②御家族・御親戚に大腸がんを患ったことがある方
③大腸内視鏡検査が苦手な方
大腸の解剖
CT装置を使用して大腸全体を診断します。肛門にチューブを挿入して、炭酸ガスを注入しながら大腸全体を膨らませた状態にして、腹部を2回撮影します。通常は仰向け、うつ伏せで行いますが、大腸内のガスの状態で横向きになっていただく場合もあります。炭酸ガスは手術でも用いられているため安全です。また腸管から吸収されるため、検査後の腹部の膨満感が速やかに消失します。撮影した画像は、3D画像にすることで、大腸全体を外側・内側から観察することができます。また内視鏡のような画像も作成することで、診断に役立てます。